産直ボックス丸ごと使ってHAPPY料理
長野北信産直センターさんからのBOXはきのこが4種も入っています。きのこというと「秋」という感じがしますが、水着シーズンで贅肉が気になるこの季節、ダイエットにぴったりで嬉しいですね。茸の舞というきのこは地元飯山市で開発された新品種。また、調理中に傘が取れにくいしめじなど、こだわりのきのこは、産直先の新婦人の皆さんからも「いくらでも入れてほしい」と要望があるとか。 大根・白菜・アスパラガス・きゅうり・玉ねぎ・きのこ4種(エリンギ・舞茸・ぶなしめじ・茸の舞)で1230円です。
●1日目*白菜の重ね蒸し・キノコかけ* 白菜の外側の大きい葉6枚を電子レンジで6分加熱する(ラップはしない)。海老100gを7mm角くらいに切り、鶏ひき肉200g、薄口醤油大さじ1とボールの中で練り混ぜる。玉ねぎ100gみじん切り、おろししょうが小さじ1/2、日本酒大さじ1、ごま油小さじ1、こしょう少々を加えてさらに混ぜる。お皿の上に白菜の葉1枚を置き、茶こしで片栗粉をふり、肉生地を1/5量広げて乗せる。片栗粉をふり、白菜の葉を1枚目と反対向きに乗せ、これを繰り返して最後にラップをかけ、かまぼこのような形に整える。電子レンジで10分〜15分加熱して完全に火を通す。好みの厚さに切り分ける。電子レンジで加熱している間に、きのこあんを作る。和風出し汁200mlにしめじ、舞茸、茸の舞(きのこ計250g)きゅうり1/2本太め千切りを加えて煮、みりん・しょうゆ各小さじ2、しょうが汁小さじ1/2で味をつける。片栗粉小さじ1でとろみをつけ、あんかけにする。夏は冷たく冷やし、冷たいきのこあんにするとよい。その時は、本葛又はさつま芋デンプンでとろみをつける。ゼラチンで固め、ゼリーあんにしてもおいしい。 *大根葉と桜えびの電子レンジおこわ*
●2日目
*エリンギのイワシロール焼き*
●3日目
*アスパラの豚肉巻きロールフライ*
●4日目
*イカと大根の煮物* この日のうちに翌日のタンドリーチキンの下味つけをしておく
●5日目*タンドリーチキン・たっぷり玉ねぎ添え* 鶏もも肉600gはフォークで皮を刺して味をしみやすくして3〜4cm角に切り、塩小さじ1とともにビニール袋に入れてもむ。プレーンヨーグルト100g、カレー粉小さじ2〜3、トマトケチャップ大さじ1、おろししょうが小さじ1、にんにく薄切り2かけ分、白ワイン大さじ2、こしょう少々を加え、もみ混ぜる。冷蔵庫で1晩味をなじませる。焼く直前に玉ねぎ2個をくし型に切り、バラバラにほぐし、鶏肉に加えて味をつける。200度のオーブンで約20分焼く。その時、天板にオーブンペーパー又はアルミホイルを敷き、先に玉ねぎを乗せて塩を少々振りかけ、鶏肉を乗せて焼く。玉ねぎの端が焦げやすいので途中で一度混ぜる。 *きゅうり・大根・にんじんのスティック野菜サラダ(にんにく味噌&梅マヨネーズ)
●6日目*スペアリブと大根の鍋仕立て*
長野 北信産直センターみずみずしい高原野菜今回の大根、白菜は信濃町の生産者からです。黒姫高原、野尻湖、戸隠高原などの観光地があり、自然の豊かな土地です。標高八百〜九百メートルくらいの高原で、低農薬完熟堆肥により有機栽培を促進しています。朝晩の温度差があるため、水分があり、みずみずしい野菜ができます。自然相手の仕事ですから、雨が必要な時期に降らなかったりして、出荷体制が崩れてしまうこともあります。 いま、低農薬や無農薬という言葉が簡単に口にのぼりますが、その裏には生産者の耐えがたいほどの地道な努力があることを、消費者の皆さんに知ってほしいと思います。低農薬・無農薬にすれば、虫食いや病気などが多発し、野菜の上物率が少なくなって(見栄えの良いものが少なくなる)、たくさん作っても、それに見合った収益を得ることができないのです。 スーパーなどで簡単に物が手に入る時代。消費者の立場にたてば、安いにこしたことはない。それでもなぜ、手間がかかり、高いと言われてしまうような野菜を、私たちは作っているのでしょうか? それは、国産で、安全な食べ物を消費者のみなさんに届けたいという気持ちだけなのです。
(新聞「農民」2002.7.29付)
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[2002年7月]
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