産直ボックス丸ごと使って

ＨＡＰＰＹ料理

　須賀川農民連さんより、ニラ、小松菜、きゅうり、チンゲンサイ、ブロッコリー、玉ねぎ、トマト、大根、そして梅干しの9品目（1500円）が入ったＢＯＸが届きました。小ぶりですが実が厚くふっくらとして色がきれいなおいしい梅干しです。蒸し暑く、食欲もおとろえがちなこの季節、梅干しを使ってさっぱりおいしい料理を色々作らせていただきました。野菜のＢＯＸだけれども、このようなちょっとした加工品も嬉しいですよね。

　●1日目

＊イワシのソテー・ニラソース＊
＊大根のパリパリサラダ・梅マヨネーズ＊
＊菜めし＊

　●2日目

＊フラメンカエッグ（スペインのトマトソースの上に卵・ブロッコリーを乗せてオーブン焼きした料理）＊
＊小松菜のにんにく醤油あえ＊

　●3日目

＊鶏肉のレモンソース・チンゲンサイ添え＊
＊大根とブロッコリーの軸のわさびマヨネーズサラダ＊
＊黒豆と梅のご飯＊

　●4日目

＊生トマトたっぷりのサラダスパゲッテイ＊

　●5日目

＊大根・炒り大豆・鶏手羽肉の煮物＊
＊きゅうりの梅大根はさみ漬け＊

　きゅうり3本は横に切り、6本にする。上下1ｃｍくらい残し縦に十文字に切り込みを入れ、水100ｃｃ、塩小さじ2を混ぜた中に20分ほど漬け、しんなりさせておく。

　大根100ｇを千切りにして梅中3個（正味25ｇ）をつぶしながら混ぜる。その梅大根をきゅうりの切り込みに入れる。きゅうりを漬けておいた塩水に和風だし汁200ｍｌを加え、そこに戻して冷蔵庫で冷やす。20分くらい〜4・5日までが食べごろ。十文字の切り口がきれいに見えるように斜め切りにして盛りつける。漬けておいた汁はそうめんのめんつゆに利用する。（6日目）

　●6日目

＊豆あじの玉ねぎマリネ＊

　豆あじは腹にＶ字の切り込みを入れて内蔵を取り、洗って水分をよく取った後、小麦粉をつけて油で揚げる（初め170度くらいの普通の天ぷら揚げの温度に入れ、1分ほど加熱したら、火を弱火にして、じっくり10分くらいかけてカリカリに揚げる。最後は火を強め油を高温にしてあじを引き上げると油切れがよい）。揚げている間に玉ねぎ300ｇを薄切りにし、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1／2、酢大さじ1、ごま油小さじ1、にんにくすりおろし1かけ分、ごま大さじ1を加えて混ぜておく。揚げ終わったあじを加えて混ぜる。

＊梅味そうめん＊

　小鍋にみりん大さじ1、醤油大さじ1／2を入れて沸かし、火を止めて5日目のきゅうりの漬け汁を加える。青じそやねぎの小口切りを添えてめんつゆに。

福島県

須賀川農民連産直部

　産直の日は、作付けの話や、野菜の手入れの仕方、どんな肥料をやればいいか、また家族の愚痴などを話しながら和気あいあいと作業し、ストレス発散の場にもなっています。

　当地では四月二十七日・二十八日、二日続けて霜がおりました。梨や柿・りんごなどが被害に遭い、特に梨の被害は大変深刻でした。総面積の三分の二以上がダメだったり、中には皆無に近い梨農家の人もいて、摘果作業も例年以上に大変です。また、収入源が絶たれて会社勤めをしなければならない人もいるようです。

　農家の仕事は自然相手ですから、毎年同じと言う訳にはいきません。それでも見えない敵と立ち向かい、収穫する喜びを人一倍感じるのも農家だと思います。

　これからも、いままでつちかった経験と誇りをもって生産し、農業を守って行く事が私達の義務だと思っています。