北海道空知米作り頑張って総合学習の中学生 田植え体験
札幌市にある琴似中学校二年の生徒三十八人が、総合学習でお米作りを体験することになり、六月三日、岩見沢市の長谷川新一さんの田んぼで田植えを行いました。 当日はあいにくの雨模様。田植えは初めてという子どもがほとんどでしたが、素足で田んぼに入った中学生たちは「気持ちわる〜い」とか「冷た〜い」など、キャーキャーと声をあげて元気そのもの。中には「これでお昼のカレーを食べる権利を得た」と言いながら苗を植える子も。 田植えの後、井上耕太郎さん(空知中央農民組合委員長)が、田んぼと自然環境や、農家の苦労などについて話しました。話を聞いた中学生からは「一つの苗からお米はどれくらい採れますか?」「生き甲斐は何ですか?」などの質問が出されました。 お昼ごはんは、組合員の奥さんたちが作ったカレーライス。田植えでお腹をすかした生徒たちは「うまい!」と声をあげ、ほとんどの生徒がおかわりしていました。 最後に、クラスの代表者から「田植えを経験したのが初めてで腰が痛くて大変でした。お米がこんな風に作られているんだということが分かりました。農家の皆さん、頑張って米を作ってください」と励まされました。 (空知中央農民組合 小橋都)
(新聞「農民」2002.7.1付)
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[2002年7月]
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