読者からのお便り
米は研いで炊きたいな岩手県 千葉 禎子食事と言えば米飯。ご飯を炊くためには「米を研ぐ」。当然と思っていたことが、何者かに不安感をゆさぶられていたのに気付きました。そう! スーパーに並ぶ「無洗米」。「手軽なうえに環境にやさしい」……と。首をかしげながら、私は「でもやっぱり米は研いで炊きたいな」と思っていました。そんななか、4月22日号に載った無洗米の誇大宣伝の検証記事はうれしかったです。
無洗米の記事に“やっぱりね”千葉県 住田ふじえ4月22日号の無洗米の記事を読んで、「やっぱりね」と思いました。私自身は産直の精白米を研いで炊いています。河川の汚染になることを考え、とぎ汁は流さずバケツにあけて庭の草木にやるように、ここ一年ほど習慣にしてきました。まだ多くの人が、とぎ汁を下水に流してしまうだろうと思うと、「環境にやさしい」という無洗米の宣伝には、ちょっと太刀打ちできない気がしていました。しかし、この記事を読んで、まだまだ“敵”を研究しなくてはと思いました。
無洗米の問い合せに困っていた茨城県 沼崎 幸子わが家では稲を作り、お米を直売しています。この頃、一部の消費者の方から「お宅では無洗米はありませんか」と言われて、少し困っていたところでした。この記事をさっそくコピーして、消費者の方に見てもらおうと思います。毎週、貴紙を拝見するのを楽しみにしています。
繁栄した畜産今は寂しい限り京都府 平野 力畜産が華やかなりし時代、私の住む地方はどこの農家にも和牛や乳牛が飼養されていました。そのため日本三大家畜市場の一つとして福知山が有名となり、町も村も繁栄し畜産に従事する獣医のわれわれも働き甲斐がありました。今は見る影もなくなっており、寂しい限りです。
三割を超える減反のもとでも、田植えは心を躍動させるものがあります。米の民族の血潮だからか。 じいちゃん、ばあちゃん農業の風景に、子も孫も田植えを手伝う姿は、珍しくなりました。
久方に子、孫、連れだち田植えする (山形県上山市 菊池喜英)
(新聞「農民」2002.6.3付)
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[2002年6月]
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