「農民」記事データベース20020401-533-04

農民連の「短期売店」を農水省地下に開設

4月22日〜26日


 農民連・産直協の「短期売店」が四月二十二日(月)から二十六日(金)の五日間、農水省の地下売店で開設されます。

 これは、全農林東京地本(藤澤七郎執行委員長)が「食と農」に関わる広範な方々と膝を交えた交流をしようと「生産と消費を結ぶ連絡会」を発足させ、その具体的な取り組みとして農林生協の一部店舗で開くものです。当面、二カ月に一回、開設されます。

 全農林東京地本は国民のための農林水産行政の実現を掲げ、職場を基礎に生産者、消費者、労働者など広範な人たちと手を携え、食料の自給率を向上させ、農林水産業を再建させようと共同の運動を展開しています。

 農民連・産直協は、同地本組合員との懇談や「短期売店」での農産物の販売を通して、農水省職員との交流を深める趣旨に賛同、各地の特産物を持って販売に参加できる組織を募集。三月十三日までに秋田県から徳島県までの九都県から応募がありました。

 三月十四日には、全農林東京地本の会議室で打ち合わせが行われました。東京地本の田沼繁副委員長らが「生産と消費を結ぶ連絡会」を結成した経過、具体的な運動の中身を報告。また、農水省職員生協の竹沢和幸専務は、農林生協がとりくんでいる「短期売店」などについて説明。産直協の斎藤敏之事務局長は各参加組織の地域、栽培品目など具体的な出店計画を示し、話し合いまし

た。

 参加者は、四月の第一回の取り組みを成功させることを確認しました。

(新聞「農民」2002.4.1付)
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2002年4月

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