「農民」記事データベース20020311-530-05

丹精を込めた食材の味を満喫

安全な牛肉食べたい

徳島鳴門市で産直交流会を開催


 徳島農民連は、二月十七日、鳴門市の堀江公民館で「新婦人&農民連産直交流会」を開催。あいにくの雨でしたが、約六十人が参加しました。

 今回の交流会では、畜産農民決起集会の参加者から「おいしい産直の牛肉が食べたい」との強い要望が寄せられて、組合員の牛を一頭さばいて約三百キロの牛肉を販売。特上カルビのダイナミックな焼肉食べ放題、なると金時の焼き芋、新物鳴門わかめのサラダ、産直米おにぎりなど、農民連組合員の丹精こめた食材を満喫しました。

 食事後は、新婦人と農民連が行っている野菜ボックス、豚肉産直、お米産直の苦労話や、お互いの要望などを出し合い、「地域の農業と日本の農業をともに守っていこう」との思いを強めました。BSEや食品企業の偽装工作など、食への不安が募るなかで、農家が置かれている深刻な現状に、参加者は胸をふさぐ思いのようでした。

(徳島農民連 松長顕治)

(新聞「農民」2002.3.11付)
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2002年3月

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