俺たち「にょきにょき」奈良青年部が視察合宿
奈良県農民連青年部は二月二日から二日間、一昨年から故郷に帰り「有機無農薬紅茶」を生産している青年部員の岩田くんが農業を営む月ヶ瀬村で合宿を行い、七人が参加しました。 参加者は、岩田くんのお茶畑と紅茶の加工工場などを見学したあと、みんなで地鶏をさばき、マグロの兜、原木椎茸という超贅沢な鳥あわせ(取り合わせ)を囲んで夕食を楽しんだあと、温泉で裸の付き合い。 二次会では「有機農業をやっても中国から安い有機農産物が入ってきたらひとたまりもない」「だからこそ消費者と心でつながっていきたい」「やっぱり品質が問われる時代になるのでは」など、農業の未来から、子育て論や家族のあり方など激論バトルで夜がふけていきました。 合宿では、野菜のようににょきにょき成長していこうと、青年部の愛称を「にょきにょき!」にすることにしました。また、三月にはイベント出店第二弾や麦作りをすすめ、全国の総会にもみんなで参加しようと話し合いました。 (奈良県農民連 高砂樹史)
(新聞「農民」2002.3.4付)
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[2002年3月]
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