「農民」記事データベース20020211-526-07

ヨチヨチ赤ちゃんも参加

集まれば笑顔いっぱい

神奈川青年部新年会


 「カンパーイ! 今年ももの作りがんばるぞー!」――神奈川県農民連青年部の新年会が、一月二十七日、伊勢原市内で開かれ、にぎやかに盛り上がりました。

 やりたいアイデア湧いてくる

 この日の参加者は総勢十四人。このうち大人十人、夫婦二組、子ども連れが三組。上は小学四年生、下はヨチヨチ歩きの赤ちゃんまで四人の子供たちも参加しました。まさに子育て真っ最中、家族こぞって活動している青年部です。もちろん独身も活躍中です。

 メンバーもバラエティに富んでいて、後継者はもちろんUターン青年、新規就農青年、現在就農めざして奮闘中の青年も集まっています。青年部事務局長で酪農家の菊地原靖さんは「どんなに忙しくても、少人数でも、月一回は定例会を開くようにしています。集まれば話が盛り上がるし、青年部でやりたいアイデアもわいてくる」と言います。

 地域のこと大いに交換して

 定例会では、部員の圃場を見学することもしばしば。「不耕起栽培に挑戦した部員の圃場見学に行った時は、雑草がすごくて“オーイ、どれが作物だ?”“作ってるオレもわからないんだ。畑に入る時は足元に注意してくれ”なんて会話をしたよなァ」「あの後、出来はどうだった?」「それは聞かないでくれぇ〜」(一同爆笑)などなど、新年会は笑いがいっぱいです。

 子育て真っ最中とあって、離乳食や食べ物の安全性、教育問題なども話題に。「ベビーフードの残留農薬とかやっぱりとても気になる」「そうだね。私は子どもが生まれて、学校給食が気になってるの」「僕の地域はセンター給食で四千食を作ってるんだ」などなど、身の周りや地域のことも大いに交換しあいました。

 最後にはしっかり次の総会の日程も決め、イチゴ農家の組合員の直売所をのぞいて解散しました。

(新聞「農民」2002.2.11付)
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2002年2月

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