農する人 風景画――廃村で暮らした日々――稲田善樹(農民連賛助会員)
「農する人 風景展――廃村で暮らした日々――」 農民連の賛助会員の稲田善樹さんは、二十七点の作品を描き、一月十七日から二十二日まで、東京・新宿で個展を催しました。 稲田さんは東京に居を構えていますが、廃村になった新潟県十日町市中条入山の作業小屋を借りて約二年前から生活。地元で農民連の会員と深くかかわりながら、絵の創作を続けています。今回は昨年十一月に新潟展を開いたのに続いての東京開催です。 「農村を明るく、誇り高く描いてくれてありがとうございます」 地元の農民が稲田さんに寄せた感想です。和らかい色調を使って自然や農作業をする人々を描く作風は、見る者をあたたかく、純な気持ちにさせます。 稲田さんは熱く語ります。「美しい自然を守りたい。絵を通して農民と消費者との架け橋をして行きたい」と。
稲田善樹さんのプロフィール (新聞「農民」2002.2.4付)
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[2002年2月]
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