診療所の朝市新潟県央“終い市”盛大に
新潟県連県央センターの産直部会が中心になり、一昨年から、ながおか医療生協診療所の駐車場で開いてきた朝市が好評です。 当初、六月から十一月まで月一回だったのが、同生協リサイクルクラブの要請で今年から週一回欠かさず開くようになりました。 朝市には野菜、果物、漬物はもちろん、長岡祭りには枝豆、盆前の前市に盆花、秋には手作りの豆餅、玄米餅など自慢の農産物加工品を並べます。これが医療生協のある地域に知れ渡り、常連さんも生まれて売り上げも伸び、朝早い準備も苦にならなくなりました。 売るだけでなく医療生協組合員さんたちといっしょに「食と農を守る」行動をしているこれが会員の励みになり、生産意欲がわいているのです。 昨年十一月二十五日の終い市には産直部会全員参加で餅をつき、あんこ、きなこやお雑煮、さらに甘酒、おこわなどを約百人の参加者に振る舞いました。 会場では、自然卵を提供する熊倉さん持参のにわとり三羽が子どもたちに「かわいい」と大好評。医療生協組合員の「朝市大好きおばさん」が数人駆けつけ手伝う光景も見られました。 (新潟・捧たみ子)
沖縄・中城村の直売所団地住民に好評沖縄農民連の比嘉竈信さん(ちょうしん=79)と愛子さん(72)の夫婦は、野菜直売所を設けて、野菜作りに励んでいます。これまでサトウキビ作りに専念してきましたが、高齢になったのを契機に野菜生産にきりかえました。野菜畑(約四百坪)は、中城(なかぐすく)村の県営団地に隣接しており、団地住民が喜んで直売所を利用しています。 作る野菜は、ハクサイ、キャベツ、レタス、ニンジン、ネリ(オクラ)、ナス、ほうれん草、ネギ、ニラ、大根、カリフラワー、ジャガイモ、ピーマン、サヤ豆、からし菜など十五品目もあります。「ものを作るのが生きがいだから」と愛子さん。 竈信さんは、満蒙開拓団員として満州に渡り、終戦後はソ連に抑留され、復員してからは農業一筋でがんばっています。 (沖縄農民連 伊礼一美)
(新聞「農民」2002.1.21・28付)
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[2002年1月]
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