新聞「農民」購読料改定のお知らせより読みやすく、魅力ある紙面に改善します
新聞「農民」に対する日頃のご愛顧に感謝申し上げます。「農民」は、今年三月から、購読料を月ぎめ三百五十円から四百五十円に百円値上げします。それに合わせて、(1)月一回の八ページ化、(2)月四回刊から週刊化、(3)活字の大文字化をおこない、より読みやすく親しみやすい紙面に改善します。 新聞「農民」は、「みんなで作ろう、もの言う農民」を原点に、「食と農を守る共同」の新聞として発展してきました。自民党農政を正面から告発するとともに、農業・農村の持つ豊かさ、すばらしさを伝え、さらに輸入食品の危険性を告発する「食の安全キャンペーン」などにとりくんできました。文字通り日本農業と国民の食料を守る唯一の新聞です。今後も“農民と国民の苦悩と喜びあるところ新聞「農民」あり”の精神を大切にし、内容をいっそう充実させます。 新聞「農民」が月四回刊になって、八年半が経ちます。この間、編集体制の強化や物価の上昇、消費税増税など、コストがかさんできましたが、購読料はすえ置いてきました。たいへんな不況、農産物価格の下落のなか、まことに心苦しいかぎりですが、新聞の発行を保証するために、なにとぞご理解とご協力をお願いします。
魅力あふれる紙面の充実(1)地域を守る農家の思いをリアルに農業つぶしの悪政が、ますます激しくなるなかで、農民連は「大いにものを作って、輸入農産物をはね返そう」「助け合い、励まし合って、地域を守ろう」と呼びかけ、各地で実践しています。こういうとりくみや「大地に立ちつづける」農家の思い、「地域」を積極的な現場取材でリアルに伝えます。 (2)食の安全キャンペーン 「輸入牛肉は本当に安全なの?」「輸入野菜は大丈夫?」……食の安全をめぐる疑問や不安にこたえます。食べものを「喰いもの」にするアグリビジネスの実態にするどく切り込みます。 (3)「米」を通年テーマに 政府は、米の価格・流通に対する責任を全面的に放棄し、日本の稲作をつぶして輸入に頼る体制にしようとたくらんでいます。「国民の主食・米」を通年テーマにし、米制度の大改悪に反対するキャンペーンを張っていきます。 (4)農業技術の基礎や仲間の努力・工夫を紹介 専門家に協力してもらい、農業の基礎的技術の連載を企画中。各地でとりくまれている技術講習会や田回り、農作業のちょっとした工夫も取り上げます。 (5)農村を励ます文学・芸術 母なる農村から生まれ、私たちを励ましつづける文学や芸術、世につれて歌いつがれてきた民謡や歌謡曲などを幅広く紹介します。
(新聞「農民」2002.1.21・28付)
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[2002年1月]
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