「農民」記事データベース20020114-523-07

新潟県栄町

大豆畑トラストの収穫 秋晴れの中で参加者30人

関連/“大豆の収穫、生きた教材”


 新潟・栄町の大豆畑トラストの収穫祭が、昨年十一月十一日に行われました。今年の収穫量は、心配された異常高温による被害もほとんどなく上々。秋晴れのなか三十人以上の参加者は、サトイモやゴボウ掘りを楽しみました。

 昼食は、とれたての大根やサトイモがたっぷり入った味噌汁、新米おにぎり、漬物アラカルト。それに当日、会場で作ったおぼろ豆腐や大豆料理。つきたてもちには、会場で作ったきな粉をまぶしてきな粉餅に。

 今年度のオーナーの八割以上が来年も継続を希望しており、生産者一同、ますます大豆生産とみそ作りに励まなければと決意を新たにしています。


“大豆の収穫、生きた教材”

山口県連が新婦人とトラスト畑で

 山口県農民連東部産直センターと新婦人岩国支部・下松支部の大豆トラスト畑の収穫作業が、昨年十一月二十五日に行われました。十八アールの大豆畑を収穫し脱穀。お昼ご飯を一緒に食べながら交流しました。

 「大豆も落花生と同じで土の下に実をつけるのかと思っていたけど、近づいて見てみるとカラカラのサヤが枝の先についていた」と小学六年生の大崎恵ちゃん。お母さんの実香さんは「生きた教材にふれることの大切さを考えさせられました。子どもたちと収穫した大豆が、わが家の食卓にやってくるのが待ちどおしい」と感想を寄せてくれました。

 私たちにとっては珍しくないことも、新婦人のみなさんや子どもたちには感嘆することばかりで、農作業体験交流の有意義さを改めて思い知らされました。

(山口県農民連 金子昭二)

(新聞「農民」2002.1.14付)
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2002年1月

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