「農民」記事データベース20011217-520-15

読者からのお便り


冷害と低米価でわが家も赤字

北海道 北村多恵子

 私たちの地方はことしひどい冷害で、反当り(十アール)二俵〜五俵(一俵六十キロ)しかとれませんでした。価格は六十キロ一万三千〜一万四千円です。被害補償のための共済金の該当になっても金額はスズメの涙ほどです。花も野菜も豆類もダメ。ことしは一体、何戸の農家が離農せざるを得なくなるのでしょうか。わが家もここ数年、年間三百万〜五百万円の赤字を重ねており、あと何年続けることができるか分からない状況となってきました。農業者年金を解約する農家が当町では多くなりそうです。


植木鉢のイネスズメのご馳走

東京都 榎本 愛子

 「団地のベランダに稔りの秋」の記事(11月19日付)を読みました。植木鉢に稔りの秋を迎えられたとあります。私もやったことあるのですが、いつもスズメさんのごちそうになってしまうのです。その次にどうやったのか知りたいです。ソバの花が好きでソバもやりました。実ってからどうしていいかわからず、ほうってしまいもったいないと思いました。イネ、ソバを都会の子どもたちに知らせたい。しかし、最後は食べたいですね。

(新聞「農民」2001.12.10・17付)
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2001年12月

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