「農民」記事データベース20011126-518-05

セーフガードなど

深刻な農家への対策を求め

東海農政局に要請


 長ネギなど三品目の暫定セーフガード期限切れ一日前の十一月七日、農民連東海ブロックの代表十二人は東海農政局を訪れ、三品目の本発動とタマネギ、トマトなど品目の拡大を求めるとともに、狂牛病発生以来、肉牛の価格暴落、子牛価格の下落で経営難に陥っている農家への補償など五項目を要請しました。東海ブロックとして初めて行ったもの。

 参加者は「タマネギ、トマトの価格は三割〜五割も落ち込んだ」「これでは安心して農業ができない。これ以上輸入が増えれば失業者がますます増える」「飼料代が払えない。狂牛病はまぎれもなく、政府の責任だ。融資でなく補償してほしい」「ウナギは六割、七割の減収」などと担当者に要請しました。

(愛知県連 土屋元義)

(新聞「農民」2001.11.26付)
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2001年11月

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