秋晴れのもと盛大に茨城県南食健連産直祭りに千六百人
見事な秋晴れの十月二十七日、茨城県阿見町有機センターと県南食健連共催の第十三回産直まつりが同センターで開かれ、千六百人の参加者でにぎわいました。 会場では、野菜や米の大特売をはじめ、有機米研究会による餅つき、焼きとりやおでんの販売など新婦人の各支部や生協が地元の食材を使ったさまざまな模擬店を出店。舞台では地元の実穀源太保存会による踊りやヒューマンファーマーズの歌と演奏に各団体からのリレートーク、くじ引きなどで盛り上がりました。 今回「楽しいだけでなく運動が広がるまつりにしたい」という思いで企画したのが「食と健康を守るクイズ」。まつり会場のあちこちにあるヒントコーナーを見ると自然に答がわかり、食と健康を考えるきっかけになるという三択クイズ。しかも要員が一人もいらないのがいいところです。 設問は、(1)日本の食料自給率、(2)野菜輸入は十年前の何倍になったか、(3)世界貿易機関の略称、(4)世界で最初に狂牛病が発見された年、(5)このまつりの主催団体の略称―の五問。ヒントコーナーは直売所内の展示パネル、スローガンの垂れ幕、署名コーナー、配布リーフ・チラシです。 正解者のなかから抽選で直売所の商品券が当たるようにしたところ、応募六十六人、全問正解が五十六人。回答用紙の一言欄には「新聞のチラシで初めて知り、楽しませてもらい、野菜をたくさん購入しました」(男五十四歳)、「新鮮で安心な食べ物をありがとう」(女六十八歳)、「食べ物について勉強になりました」(男五十歳)、「頑張れ食健連」(女五十六歳)など励ましのメッセージがいっぱい寄せられ、狂牛病への対策と被害補償を求める署名が百八十三筆集まりました。 (県南農民組合・村田深)
(新聞「農民」2001.11.19付)
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[2001年11月]
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