「農民」記事データベース20011105-515-05

頑張れ!“日本農業”

北足立市場まつり「生産カードに安心」と消費者


 「がんばれ! 日本の農業!」を旗印に食の大切さと消費拡大をめざし小売、市場、生産者が手をとりあって十月二十一日、東京・足立区で開かれた「北足立市場まつり」。約二万人の消費者で賑わいました。農民連・産直協は昨年に引き続き三回目の参加。

 農民連コーナーでは、和歌山・紀ノ川農協からタマネギ二百キロ、みかん二百キロ、茨城県西産直センターから焼きいも、新高梨、農民連醤油、埼玉・秩父こんにゃくからみそおでん、大豆とこんにゃくで作った「繊維やきそば」、こんにゃくなどが販売されました。

 タマネギは、詰め放題の即売で三十分の間に完売、みかんも一時間で売りきれました。「生産者カードが入っているので安心できる。別々の生産者のものがいい」と、みかんを二袋買い求める消費者。まつり会場では、野菜・果物などが安く売られていましたが、安全・安心・新鮮な国産物を販売する農民連コーナーに関心を持つ人たちが多数訪れました。

 みそおでんの販売には、開店の午前十時から終了時間まで行列が続きました。

 消費者がびっくりしたのは、こんにゃくの焼きそば。試食した人は「おいしい。ヘルシーだ」と買っていきました。

(新聞「農民」2001.11.5付)
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2001年11月

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