稲刈り体験、農家民泊、ソバ打ちetc…“農”のすべて満喫「いいとこどりツアー」福島県連が開催
大阪新婦人中央支部が、九月二十二日から二十四日の二泊三日、「福島県縦走・秋のふくしま いいとこどりツアー」に訪れました。子供二人を含め、十一人が参加し、旬の特産物を満喫。まさに「五感全開、胃袋フル活動」の三日間でした。 一日目は、相馬市(浜通り)で稲刈り体験と大豆畑トラストを見学して、ずんだ餅を作り、小高町の会員農家宅に分宿してファームステイ。この日の料理は、豆腐餅、おつゆ餅、イカ焼き、塩辛、枝豆、カツオ、鮭のチャンチャン焼き、海鮮バーベキュー……。そしてもちろん新米のご飯。 二日目は、梨狩り、葡萄狩りを楽しんだ後、佐々木健三会長の佐々木牧場(福島市)を見学。裏磐梯の民宿山城屋に宿泊して、そば打ち体験にも挑戦しました。この日の料理も盛り沢山。ゆず味噌おにぎり、手作り豆腐、牛乳、トマト、桃、きゅうり、熊汁、舞茸、いかにんじん、ぜんまいと茸の炒め物、山菜長芋あえ、花豆、とうがんの油炒め、煮物などなど。 これまでもこのような「旬の美味と農業体験ツアー」は、「農業をもっと知りたい」という大阪新婦人の要望で、何度も取り組まれてきました。大阪新婦人の支部や班が中心になって福島農民連と協議。二泊する場合は必ず一泊は農家に分宿するファームステイにし、そのときどきの旬の味覚を満喫するこのツアーは、産直運動の広がりの大きな力にもなっています。 (福島県連 根本敬)
ツアー参加者の感想西村みどりさん 空気の心地よさ。土の匂いのなつかしさ。三日間の旅は、生命の根源が農民連の方たちの日々の努力のなかで守られ、生かされているのを見せていただきました。斎藤富美代さん とれたての味は最高においしかったです。一生忘れないと思います。農家に泊めて頂き、農業の苦労とともに楽しさも教えていただき、私たちが産直運動を広げていくことが、農家の方のやりがいや喜びにつながっているんだなと実感しました。 小学四年生の斎藤光君 福島は大阪よりごはんがおいしかった。いねかりは楽しかった。うしのしょんべんがたきみたいでおもしろかった。くう気がいいけしきがよかった。川の水がのめた。
(新聞「農民」2001.10.29付)
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[2001年10月]
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