大豆畑トラストおいしい枝豆で交流埼玉県農民連春日部支部
「こんなにおいしい枝豆を食べたのは初めて」――埼玉農民連春日部支部は九月二十四日、快晴のもと枝豆祭りを春日部市で開きました。会場は農民連会員の高橋晃さんの庭。大豆畑トラストの会員をはじめ赤ちゃんや子ども連れの親子など六十人が参加し、農業と食を守ろうという生産者と消費者の交流の場となり、大いに盛り上がりました。 釜で茹で上げられた枝豆が次々に配られ、「熱い」と言いながら口の中へ。熱々の枝豆をつまみにビールを飲む気分は最高。バーベキューや参加者から差し入れられたイカを焼き、煮物などを食べながら満腹。「荒馬座」の団員による太鼓、南米の音楽、オカリナの演奏、さらに尺八と民謡の演奏など、多彩な行事を参加者は堪能しました。 高橋晃さんは専業農家で春日部市の農業委員もしており、市農政の中心的存在です。農民連の大豆畑トラスト運動に賛同し、農民連の会員になり、四十アールをトラスト畑として提供しています。七月の猛暑の時には家族総出で農作業を行い、少しでもおいしい大豆を作ろうと頑張りました。いま収穫を前に大豆は順調に育っています。 高橋さんは「輸入農産物はポストハーベストの農薬が入っている。農薬を使わないでいろんな野菜を作っている。これからも遊びにきてほしい」と参加者に話していました。
(新聞「農民」2001.10.8付)
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[2001年10月]
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