分析センターだより腐るが速いか分析が速いか
お米、柑橘、サツマイモ、トマト、キュウリ…。 秋になり収穫時期を迎えて、分析センターへの依頼が徐々に増えてきました。重なる時は重なるもので鬼のような形相で働く日もしばしば。 いちどきに届くと、腐るが速いか、分析のスピードが速いかの競争になります。負けられません。 お米の依頼が徐々に北上していて、まるで桜前線のよう。季節の変化が分かっておもしろいです。 さて私は千葉に住んでいます。千葉では、ちょっと前には学校給食パンに使われる小麦の三〇%が地元産になったといううれしい知らせもあったんですが、今もっともタイムリーな話題は狂牛病です。いろいろと話を聞くうちに、政府に対する怒りとともに、不安に襲われています。マジ怖いです。迅速な対応、迅速な調査を切実に願います。ただ、当分析センターでは狂牛病は調べられません。間違って牛を送りつけたりしないでくださいね。 ついでに依頼の方法についてのお願い。分析センターでは調べられない物だったり、依頼がたて込んでいる可能性もありますので、試料を送る前に、まず電話でご一報ください。みなさんのご利用を職員一同、心よりお待ちしてます。
(新聞「農民」2001.10.8付)
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[2001年10月]
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