読者が作るページ
青刈り聞いて怒り心頭に大阪府 佐藤千恵子家の前の緑の稲の成長を見るのが楽しみです。風に揺れる稲は、暑い夏にも涼を運んでくれます。テレビニュースで青刈りのことを聞いて、また怒りがわいてきます。減反させたうえ、青刈りまでさせるのかと。「日本の農業を守りたい」。そして「私たちも安全でおいしいお米や野菜を食べたい」という運動を力を合わせて、もっと大きく広げていかなければ…と怒りとともに、切に思います。
野菜を大いに食べましょう東京都 浦田フミ子だいぶ前に裏山の手入れを頼んだことのある戸屋さんの息子さん(50歳代)が久しぶりに遊びにきました。「少し太ったんじゃない?」と聞くと、「十キロ太った。医者に高脂血症と言われた。四月ごろは、じっとしていても脈拍が百以上で、全力疾走のようにハアハアだった。カルシウム不足でツメが溶けたようになってしまい、手先も使えず、何もできなくなった」と両手の指を見せてくれました。全部のツメの中ほどから上が桃色の皮膚そのままの状態。治療・食生活の改善でツメが出来始めたのがくっきりとわかります。コレステロールとかいっても、ばく然と理解している程度でしたが、恐ろしいことを実感します。「やっぱり野菜を食べるのが大事だネ」と言ってしまいました。 (八王子の農業を守る会)
旬の野菜について思うこと千葉県 住田ふじえ千葉県・多古町旬の味産直センターの産直野菜を毎週いただいています。生産者の方々の近況を知らせてくださるニュースも一緒に入っていて、若い後継者の方が育っていることを時折知ると、とてもうれしくなり安心します。新婦人の会員でも「毎週ダイコンばかり続く」とかいって野菜をとらない人がいます。でも「旬」を考えると、一年中何でも食べられること自体が自然に逆らっている不自然なことで、そのためにエネルギーをいたずらに消費していることを考えるべきだと、私は思います。
田んぼが消えて楽しみ奪われた岩手県 千葉 禎子わが家の玄関側と縁側の前が広々とした田んぼでした。家の中に入りこむ空気が清らかな感じがし、扇風機なし、もちろんエアコンもつけず自然の涼風に助けられていました。それが三年前、なぜかJAが田んぼをつぶし、賃貸アパート経営をはじめたため、玄関前の田んぼが消えました。その年から庭に遊びに来ていたスズメが来なくなりました。農業政策の改悪は、農民や消費者をいじめるだけでなく、私たちのささやかな楽しみを奪うものですね。
国籍不明や外国産に違和感大阪府 吉倉外喜子私たちはやっぱり日本人です。日本の大地で作られた農産物が魅力です。国籍不明や外国産に違和感をもちます。春夏秋冬の四季それぞれの気候に適して作ってこられたお百姓さんたちの知恵、努力、そして何よりも試されずみの農作物が身体になじみます。食べ方の文化も、今こそ大切だと思います。
知識を得る価値ある新聞新潟県 斎藤 龍子友達から新聞をすすめられ読んでいます。食についての関心がある私にとって、いろいろな知識を得る価値ある新聞です。新聞を人に見せて、今こんなに輸入の物があるとか、マクドナルドなどの外資の食べ物の危険性などを語っています。日本の農業を本当に守っていけるようにわが家自身も農産物を作り、自分の家でみそを作り、もちつきをしています。人の「わ」をつくっていって、農業でも食べていける世の中にしたいので、力は小さいけど自分なりにやっていきます。これからも、いい記事、元気のでる記事をお願いします。
全国研究・交流集会に参加して千葉県 小林 朋子研究交流集会のシンポジウムで一番印象に残ったのは三上満さんの話。三上さんの好きな言葉に「まめまめしさ」があるそうです。まめまめしく動き回って、いろんな問題にぶつかることで喜びを感じたり、不快を感じたりして適応力や生きていく力をつけていく(三上さんいわく人間力)という話でした。動くことが大好きな私にとってはとても嬉しい話でした。農業教育をする学校が増えていると聞きました。私も八月に稲刈りを体験させてもらいましたが、風が気持ちよかったり、水のない田んぼにもたくさんのカエルがいることに驚きながら作業を手伝いました。自然と体を動かしたくなる農業は、五感を刺激し、感情を豊かにする、大げさかも知れませんが、生きている喜びを感じるいい現場だと思いました。 (千葉県農民連)
(新聞「農民」2001.10.1付)
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[2001年10月]
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