青年部が「釣り大会」福島・浜通り農業を守る会
福島県・浜通り農業を守る会青年部は八月二十六日「釣り大会」を行いました。浜通り青年部は七月に総会を開き、シクラメンを栽培する新部長の根本雄二さん(22)、農業関係の会社に勤めながら、自宅の田んぼでドジョウの養殖実験をしているという新事務局長の渡部寛志さん(22)を含めた四名でスタート。この「釣り大会」を契機に部員を九名に急増させ、勢いを増しています。 朝六時、釣り会場となった相馬市松川浦に集合した十三名の参加者は、釣りが趣味という青年部長の根本さんと事務局長の渡部さんの指導で準備を整え、五つの船に分かれて乗船しました。 一番大きなハゼを釣った人には賞品が出ることもあって、誰もが「一番大きな魚を釣ってやる」という意気込み満々。先導の船に引かれ、三分ほどで釣りポイントの海に到着すると、さっそく糸を垂らしはじめました。 七時のスタート時には小雨模様でしたが、時がたつにつれて暑すぎず寒すぎない、絶好の釣り日和となりました。岸に上がり、釣り上げた魚を測っていくと、優勝は二十一cmで、なんと小学生。釣りの後は、バーベキューも行い、楽しみながら交流を深めました。 (福島県青年部 佐々木健洋)
獲り入れ前の 秋まつり全国かかし祭山形県上山市山形県上山市で「かみのやま温泉全国かかし祭」が九月八日から十六日まで開催されました。伝統かかし、ユニークな風刺かかし、現代風かかしなど、二百四十点が観光客を楽しませました。ワラ細工や俵織りなどの伝統の技が存続すら危ぶまれるなかで、力作が感動をよびさまします。 「武者案山子」(写真〈写真はありません〉)の矢は一揆の勢いのように、農業を衰退させている権力に向けられたものと見えます。大地と農のロマンを再生させ、復権の時と思います。 (山形県上山市 菊池喜英)
(新聞「農民」2001.9.24付)
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[2001年9月]
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