「農民」記事データベース20010924-509-04

今こそ全国から怒りの声を

「10・23国民大集会」に結集しよう


 八月二十六日、国民大運動実行委員会全国代表者会議が開催され、国民の諸要求を突きつけ、小泉「改革」に真っ向から対決した大運動、大集会を地域から起こしながら中央に総結集していくための秋から来春にかけた方針が決定されました。

 当面、「小泉『改革』に異議あり! 不況打開、大企業のリストラ反対・雇用守れ! 医療改悪やめろ! 一〇・二三国民大集会」(東京・明治公園、夜六時)が実行委員会方式で進められることになりました。いま、国民にだけ痛みを求め、日本の将来を台無しにする小泉「改革」の中身が具体的に現れています。失業率は史上最高の五%に達しているのに、電気・情報通信・金属・銀行の大企業だけで二十万人を超えるリストラが発表され、不良債権処理で新たに百三十万人の失業者が予測されています。景気回復もまったくみえてきていません。

 農民も例外ではありません。農産物の輸入に歯止めがかからず、価格暴落が続き、不良債権処理で取り立ても厳しくなり、自殺や夜逃げが起きてきています。このうえ家族経営農家を農業から追い出す農業版小泉「改革」が打ち出されています。正気の沙汰とは思えない健保本人負担を三割にする政策まで出しています。「一○・二三国民大集会」は、「大企業のリストラ許すな、消費税を三%に引き下げ景気回復を、輸入を規制し地場産業と地域経済・食糧・農業を守れ、医療制度の大改悪を許すな、憲法改悪阻止・日本をふたたび戦争する国にするな」などをメインスローガンに行われます。

 農民連は、前日に全国委員会を開催し、集会に参加します。首都圏の農民連を中心に、全国規模でこの大集会に結集しましょう。

(新聞「農民」2001.9.24付)
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2001年9月

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