「農民」記事データベース20010827-506-11

伝説の巨大ねぷた

「立倭武多(たちねぷた)」

青森・五所川原

関連/涼をよぶ水車


 霊峰岩木山の麓、青森県五所川原市は津軽平野の田園都市。この五所川原の夏の夜を彩るのが高さ二十メートルを超える「立倭武多」(たちねぷた)。勇壮な武者などの姿は、稲作をじゃまする悪鬼を退治するといわれています。

 このねぷたが全国的に話題になったのは五年前。明治時代の写真に写っていた巨大ねぷたを、町の有志が復元したのです。

 今年のねぷたの名前は「北の守護神」。「街を不況の嵐から守る」との思いが込められているそうです。八月四〜八日、昨年の「軍配」、一昨年の「鬼が来た」とともに市内を引き回されました。

(写真(写真はありません)・西北五農民組合 斗石哲美)


涼をよぶ水車

東京・足立

 東京地方では異常な暑さが連日のように続き、誰もが涼を求めています。その涼をちょっぴりと感じさせるのが水車。

 バス停に向かう途中、木材の机などを製造している会社の一角に直径一・五メートルの水車が回っています(東京・足立区)。雨水を利用して回しています。水車の周りには花も植えられており、見る人に涼を送っています。

(西村)

(新聞「農民」2001.8.20・27付)
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2001年8月

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