山形 田川食健連が総会共同の広がり反映し盛況
山形・田川食健連の第十一回総会が六月七日、鶴岡市のこぴあホールで開かれ、六十人が参加しました。 総会では、庄内たがわ農協の池田営農販売部長が来賓として連帯のメッセージを読み上げ、鶴岡市農協からもメッセージが寄せられるなど、昨年来のセーフガード発動を求める運動での共同の広がりを示すものとなりました。また、山形大学農学部の留学生数人も参加しました。 参加者は、庄内農民センター手作りの月山筍汁、おにぎり、ふき炒めなどを食べながら楽しく会食した後、学習交流会。 この一年間で一七%も落ち込んだ地元の求人状況や商工業者の深刻な実態、ハイヤー・タクシー業界の規制緩和・自由化の実情が報告されました。生協や医療生協の代表は暮らしや介護保険の問題点を報告。庄内農民センターの菅井巌さんは、交流会を成功させるために訪問した森林組合、漁協幹部らとの話や農業の実態、地域のすべての産業が崩壊の危機にある状況を述べ、「協同の力で仕事と暮らしを守ろう」と呼びかけるとともに、どんな困難があろうと「もの作り」運動を大いに進める決意を表明しました。 総会では、二〇〇一年の活動方針などを決め、大高全洋会長(再)、佐藤政弥副会長(新)、菅井巌事務局長(新)など新役員を選出しました。 (庄内農民センター 青山崇)
(新聞「農民」2001.6.25付)
|
[2001年6月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2001, 農民運動全国連合会