「農民」記事データベース20010618-497-12

珍しいもの発見

「竹炭あります」

東京・町田市


 六月二日、東京・町田市で農家との訪問対話活動の途中、庭先に「竹炭あります」の小さな看板が目にとまり、話を聞きに伺いました。竹炭と竹酢液を生産しているのは、佐藤恒男さん(66)、さくさん(63)夫妻。

 佐藤さん夫妻は、今年の二月から自宅の裏山の竹林で炭焼きを始めました。

 「毎年、竹を処理するのに手間がかかり、燃やすこともうるさくなり大変だった。間引きしながら利用できないかと考え、竹炭を作ることに」という恒男さん。

 急な階段を上り、きれいに手入れされた竹林の隅にドラム缶を利用した炭焼きの窯が二つあります。「今朝、竹を入れて、明日には仕上がる」という佐藤夫妻。

 三〜四年ものの竹を切り、乾燥させた後、一定の長さにして窯に入れます。「乾燥した葉っぱなどで燃やしつけ、温度計を見ながら、七四度から七五度になったら、煙の色の状態を見て、薄い煙になるのを見計らって、空気が入らないように土をかぶせ、入り口を塞ぐ。八時間ほどすると炭になる」と、詳しく説明する恒男さんは意欲満々。

 さくさんは「炊飯器に入れると、おいしいご飯が炊けたり、お風呂に入れると肌にやさしく、筋肉痛、腰痛、アトピーにも効果があります。水質の浄化にも冷蔵庫の脱臭にも効能があると言われています」と話してくれました。一袋二百円。

 竹酢液も作り、野菜の消毒にも活用しています。近所の農家にもわけて喜ばれているそうです。

 *佐藤恒男さんの連絡先=東京都町田市図師町七七一、電話〇四二七-九二-〇一三四

(西村)

(新聞「農民」2001.6.18付)
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2001年6月

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