生産・流通こぼれ話新鮮野菜を供給する都市の農業 税金問題を選挙で大いに語ろう
●東京の野菜は、十数年前までは東京都中央卸売市場の入荷量順位でベスト10に入るほど多かった。現在でも18位と新鮮野菜を都民に提供し、大きな役割を果たしている。 ●先日、東京・町田市の農家を訪れ、兼業農家から話を聞いた。「野菜は市場に出荷していたが、安くてあわない。今は自家用しか作っていない」 ●ビックリしたのは税金。市街化区域で固定資産税がガッポリ。さらにビックリ仰天が相続税。農家一戸当たり平均二億五千万円以上!(東京農業会議所調べ)。そして追い打ち爆弾が「相続税納税猶予制度の見直し(廃止)」である。田畑は「資産」ではない。国民の大事な食糧を生み出す土地なのだ。 ●この税金問題を参院選挙で大いに語ろう。もうマゴマゴしてはいられない。世の中変えたい、孫を泣かせない一心で替え歌を作ってみた。
♪「孫」の替え歌 (生産流通対策部 佐藤龍雄)
(新聞「農民」2001.6.18付)
|
[2001年6月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2001, 農民運動全国連合会