棚田で田植え交流長野・飯山「福島新田棚田」
長野県飯山市瑞穂の「福島新田棚田」で田植えと交流会が五月二十七日に行われました。この棚田は江戸時代に開拓された石積みです。地元の棚田保存会などが十五年ほど荒れたままになっていたものを、九九年に復活させ、日本棚田百選にも認定されました。 残雪の妙高や飯山盆地、ゆったりと流れる千曲川など、この地から眺める風景も見事なものです。 今年は三年目の「田植え体験と交流会」を開き、地元の東小学校の全校児童約九十人、また国際交流員として来ている外国人や県内外の一般参加者も約八十人が参加しました。 東小学校の児童は総合学習の一環で初めて参加。泥田の中で笑い声がはざ間に明るくひびきわたり、先生方も「田植えをした児童の顔がとても明るく楽しかった」と話していました。 田植え体験の後は、棚田のお米で炊いたおにぎりやキノコ汁などを囲んで交流会も開かれました。 東京から参加した川村さん夫婦は「初めて体験しました。ぜひ棚田を守ってください。稲刈りにまた来ます」と言っています。 (丸山富治・飯山市在住)
(新聞「農民」2001.6.18付)
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[2001年6月]
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