非同盟運動40周年記念「国際シンポ」9月開催農民連が協賛団体に
「非同盟国際シンポジウムへの参加を」――六月七日、同シンポのよびかけ人の会が東京・神田の学士会館で記者会見を行い、九月十五日、十六日に東京・早稲田大学国際会議場で開催することを発表しました。 非同盟運動の参加国は現在百十五カ国にのぼり、国連加盟国の三分の二近くを占め、世界人口六十億人のうち四十六億人と圧倒的多数になっています。非同盟運動は、平和な国際秩序をめざして国連などの場で核兵器廃絶、IMF(国際通貨基金)、WTO(世界貿易機関)など国際金融・貿易機関の民主化など国際政治や経済に影響を与えています。今年は非同盟運動発足四十周年で、シンポはそれを記念して開かれるもの。 記者会見の席上、よびかけ人の北村実早大教授は「非同盟未加盟国、世界第二位の経済大国、被爆国、日米軍事同盟のもと基地国家とされている日本でシンポが開かれるのは、非同盟運動史上初めてのことであり、歴史的な意義を持っている。非核・非同盟・中立を願う日本国民と非同盟運動とを結びつけるうえでも重要なシンポ」と強調しました。また、秋庭稔男さん(日本AALA連帯委員会理事長)は「来年前半に予定されている第十三回非同盟諸国首脳会議でWTO協定改定など日本国民の切実な要求や外国軍事基地撤去、軍事同盟解体についての決議をし、首脳会議の最終文書に反映させたい。そのための重要な第一歩がシンポ」と指摘しました。 よびかけ人には、農民連の佐々木健三会長も名を連ねています。また、農民連も協賛団体に入っています。
民族主権の尊重、平和、飢餓、貧困の解消をめざして」の実施要項
パネリスト=プエルトリコ独立新運動のフリオ・ムリエンテ・ペレス議長、アジア・アフリカ人民連帯機構のモラド・ガレブ議長(エジプト)、南南技術協力のための非同盟センターのラハディ・イスカンダル総務部長(インドネシア)、中京大学の杉江栄一名誉教授、日本共産党の緒方靖夫国際局長。南アフリカ共和国にも要請中。 (新聞「農民」2001.6.18付)
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[2001年6月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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