「農民」記事データベース20010611-496-09

全国革新懇第21回世話人総会

農業・食糧問題も提起


 農民連も参加する全国革新懇(平和・民主主義・革新統一をすすめる全国懇話会)は、五月二十六日、東京・千代田区で第二十一回世話人総会を開きました。

 結成二十周年の節目となった総会では、平和・民主主義・生活向上の三目標にもとづく政治革新を掲げて、要求に根ざした多様な活動を進めてきた革新懇運動の前進を確認。運動方針では、小泉内閣の高支持率の背景に自民党政治のゆきづまりがあると分析し、「政治を変えたい」と願う国民のよりどころとなる革新懇を全国津々浦々で結成しようと呼びかけられました。

 農業・食料の問題でも、各地で、学習会やシンポジウム、食料輸入の現場見学バスツアーなどにとりくんできた革新懇運動。農業の希望ある未来を切り開くために、食料主権を国際政治の舞台で堂々と主張し、公共事業偏重の農業予算を価格・所得保障優先に切り替える問題が提起されました。

 また総会では、名称を「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)に改めるとともに、三つの共同目標も平易な表現に改定。今期の代表世話人に佐々木健三農民連会長、世話人に谷口一夫同副会長が選出されました。

(新聞「農民」2001.6.11付)
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2001年6月

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