第三回菜の花まつりで

300人が見て食べて歌って交流

茨城県結城市

　“食と農・くらしと健康・平和を守る共同を”のスローガンをかかげて第三回菜の花まつりが四月三十日、茨城県結城市で開かれ、約三百人が参加しました。

　菜の花に囲まれての“まつり”の予定でしたが、雨のため集会所での“まつり”になりました。「この雨の中、何人が来てくれるだろうか」と不安をかかえながらの準備。しかし、その不安はすぐに消え、「どうして、こんなに来てくれるのだろう」と考えてしまうほど参加してくれました。

　ステージ企画ももりだくさん。子どもたちに絵手紙を教えたり、ビデオ「あぶない！あなたの食と健康」が上映されました。参加者は、ナタネ油で揚げた天ぷら、焼きそばなどの模擬店でお腹を満たし、交流しました。

　シンガーソングライターの笠木透さんも、かけつけてくれました。笠木さんが「お金にもならない菜の花まつりをやっているみなさんがいる限り、農業はすたれないでしょう」とトークで言っていましたが、「命を守るためにみんなで力を合わせようよ」と再確認し合った一日でした。

　結城市の菜の花畑に来てみてください。“日本の農業をしっかり守ってよ”と菜の花が咲き誇っています。六月には、菜の花を刈り取り、ナタネ油としてデビューする予定です。