「農民」記事データベース20010521-493-08

隔年結果防止を

産直協みかん部会ひらく


 産直運動全国協議会みかん部会は四月十六日、十七日の二日間、愛媛県越智郡岩城島で二〇〇一年度のみかん部会を開き、みかん生産で大きな課題となっている「隔年結果」の防止について研修しました。

 これは、隔年結果がみかん価格の暴落につながることから、隔年結果の防止にむけて数年前から研究している県立農業試験場・岩城分場で研修を兼ねて開いたもの。

 地元、岩城島の農民連組合員十四人を含め、三十九人が参加。一日目は脇農場長から交互結実の考え方、実際に行っている幾つかの方法、新たな品種開発の現状などを学んだあと、試験場の園地で技術的な講習を受けました。

 二日目は、各組織の二〇〇〇年度の到達点や課題、今後の展望・見通しなどについて議論し、みかんの輸入が噂される韓国・斎州島を視察することなどを確認しました。

(愛媛県農民連 大野政信)

(新聞「農民」2001.5.21付)
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2001年5月

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