「農民」記事データベース20010326-486-05

パンと権利と平和求め

三・八国際婦人デー中央集会

関連/“食”をテーマに国公共闘会議役員と懇談姶良伊佐農業守る会を結成


 毎年「パンと権利と平和」を求めて世界の女性が行動を起こす三月八日、東京では港区芝のメルパルクホールで国際婦人デー中央大会が、開かれました。

 来賓の高島輩久国連広報センター所長によるアナン国連事務総長のメッセージの紹介、吉川春子参議院議員の連帯あいさつ、中米のなかで唯一軍備をもたない国を主題にした「軍隊を捨てたコスタリカと憲法九条」と題する弁護士の藤原真由美さんの講演がありました。

 色とりどりの旗と横断幕を掲げ、工夫をこらした各団体の交流・連帯の広場。新婦人と農民連女性部共同の国産大豆で作る豆腐の産直による街おこしの実践報告には、千人の参加者から大きな喝采が寄せられました。

 大会は「核兵器も戦争もない平和な国際社会を」「森自公保内閣の即時退陣」を求める決議を採択。夜の街頭をデモ行進しました。


“食”をテーマに国公共闘会議役員と懇談

兵庫県農民連

 兵庫県農民連は二月十五日、兵庫県国家公務員労働組合共闘会議の役員十人と懇談しました。

 最初に、労働組合から、新聞「農民」に掲載されたコンビニ弁当・ハンバーガー特集にたいする驚きの声と「長時間・過密労働のもと労働者はどう対応したらいいか」という率直な意見が出されました。

 農民連は、新聞「農民」を分会段階でぜひ読んでほしいと要請し、輸入問題のブックレット十冊を販売しました。

 県連では、今後も定期的に懇談するとともに、五月十三日には食をテーマにシンポジウムを開催し、さらに運動をひろげる予定です。

(兵庫県農民連 辻本悦子)


姶良伊佐農業守る会を結成

鹿児島

 「姶良伊佐農業を守る会」の結成総会が二月二十四日に鹿児島県隼人町で開かれ、鹿児島県農民連に加入しました。

 総会には、十二人が参加し、下屋県連会長らが来賓あいさつしました。

 準備会事務局長の私が、一昨年十一月に開かれた農民連九州沖縄ブロック交流集会に参加して結成の気運がおきた経過などを報告しました。下屋会長は、多様な産直に取り組む農民連の方針や九州ネットを通しての販売など、農家の利益を守るために運動していることなどを詳しく話しました。

 役員には会長に私(川崎正博)らを選出しました。私は「みなさんと相談しながら直売所を早々に作るよう頑張る」と決意を表明しました。

(姶良伊佐農業を守る会 川崎正博)

(新聞「農民」2001.3.26付)
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2001年3月

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