トウモロコシ「スーパースイートきぼう」沖縄県農民連 リレー栽培開始
沖縄県農民連は、全国のみなさんと連携して「スーパースイートきぼう」のリレー栽培にとりくみはじめました。農民連全国大会参加者が中心になり種子を注文、現在、播種の準備を進めています。 沖縄は、温かい気候を利用して早出しが可能です。これまでも那覇市の真和志(まわし)農民組合では六人が県外出荷を目的にスイートコーンを栽培しています。主に「バイカラー六一〇」という品種ですが、十二月から一月にかけて播種し、ゴールデンウイーク前の出荷を照準にして露地栽培を行っています。 消費地から近い私たちの組合では、多くの組合員がワケギを作っていますが、ワケギは、五月から十二月にかけて連作します。そのため畑が窒素過多になりがちなので、輪作体系の面からもスイートコーンの栽培は欠かせません。 「スーパースイートきぼう」の説明会では、糖度が十九度ということでした。これは沖縄のサトウキビに匹敵する甘さで、たいへん驚きました。今回は試験的な栽培で出荷に至るかどうかわかりませんが、ぜひ成功させたいと思っています。 (真和志農民組合 嘉数進)
(新聞「農民」2001.2.26付)
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[2001年2月]
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