「農民」記事データベース20001225-475-14

評判呼ぶ農民連特製の『醤油』『酒』


千葉

公募の名前ほたるの舞い

 千葉県農民連の仲間が作った無農薬米(除草剤も使わない)で仕込んだお酒ができあがりました。名前は「ほたるの舞い」。新聞「農民」の募集に応募してくれた埼玉県の山本マサ子さん、千葉県の宇井澄子さんの合作に決まりました。原料となるお米が育った、蛍が飛び交う美しい田園風景を思い描いて飲んでほしい、また、そういう日本の原風景を津々浦々に取り戻したいという思いが込められています。名づけ親のお二人には「ほたるの舞い」四合ビン三本が贈られます。

 醸造元は、「五人娘」で有名な千葉県神崎町の「寺田本家」です。千葉県農民連は、三年前から毎年約五十俵の無農薬米を寺田本家に納めています。そうしたいきさつから「ただ出すだけでなく、搾ってもらうべー」という話になり、「ほたるの舞い」が誕生。「ほたるの舞い」は、女性にも喜んで飲んでほしいと、アルコール度数十二度の「やわ口」タイプに仕上がっています。ぜひご賞味ください。

「ほたるの舞い」申込先 千葉県農民連
 電話〇四三-四四三-九二六〇
 12月25日出荷予定
 一升ビン(一・八リットル)二千円


新潟

2年熟成の天然醸造

 「農民連のこだわり醤油をお届けします」農民連にいがた産直センターは二年間、じっくりと熟成させた「天然醸造醤油」を造り、秋に初出荷しました。

 遺伝子組み換え大豆ではなく、新潟農民連(笹神村、県央地域)の大豆と群馬農民連の小麦を使用し、天然醸造、無調整、無添加でつくり、濃い口のこだわりの醤油に仕上がりました。

 新潟県連は、大豆トラスト畑運動に取り組む前から、本物の醤油をめざして準備してきました。

 十月二十九日に開かれた「にいがた旬の味を祝う二〇〇〇年収穫祭」で初めて出品され、飛ぶように売れました。また、全国食健連の大収穫祭(十一月二十六日)にも出され、好評を博しました。すでに県内をはじめ東京、福島からも注文が寄せられています。

 九百ミリリットル瓶一本八百円(消費税込み)。送料は別。最低六本の一まとめから発送します。

 醸造本数は三千五百本。問い合せ先は、農民連にいがた産直センター=新潟県豊栄市葛塚三三四六、電話025-384-7133、FAX025-3841-7144

(新潟県連 松井三男)

(新聞「農民」2000.12.25付)
ライン

2000年12月

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