「農民」記事データベース20001225-475-13

各地の話題


大豆トラスト畑で収穫祭

福岡・浮羽町

 福岡県浮羽町で大豆トラスト畑の収穫祭が十一月二十六日に行われ、県内をはじめ佐賀、長崎、熊本からもかけつけ、消費者と生産者五十人が参加しました。

 収穫した大豆は一口当たり十キログラムに計って、参加者に配られました。

 交流会では、みのう農民組合員が作ったカモ鍋などに舌鼓をしながら、にぎやかに交流しました。

(みのう農民組合 佐々木督文)


熊本では「二千年産直まつり」開く

 熊本県連城北農民組合産直センターは十一月二十三日、関南(かんなん)町の大津山公園で「二〇〇〇年産直まつり」を行い、二百人が参加、生産者と消費者が交流しました。白菜畑で収穫を行い、放し飼いの鶏舎を見学。地鶏のとり鍋、新米のおにぎりなど、大いに食べ飲んで食を楽しみました。
(城北農民組合産直センター 笹渕賢吾)


障害者らがミカン狩り

愛 媛

 愛媛県菊間町の私のミカン園で障害者らが十一月十一日にミカン狩りを行いました。松山市の民間の障害者団体「障害者の自立支援センター」が主催し、今年で六回目。参加者は西条市や松山市近辺の障害者十一人を含む三十三人が参加しました。参加者は、ミカン狩りとスタッフが準備した“宝さがし”を楽しみました。
(菊間農民組合 大道法幸)


長野・飯水岳北農民組合

「郡上一揆」のふるさとを訪問

 長野県連の飯水岳北農民組合(出沢組合長)の十五人が十一月十七日、郡上(ぐじょう)一揆のふるさとを訪ねてこられ、私が案内しました。「郡上一揆」は宝暦四(一七五四)年、岐阜県美濃国郡上藩主がよりいっそう年貢を取りたてるために「検見取り」を実施したことに反対し生命をかけて立ち上がった農民のたたかいです。神山征二郎監督が「郡上一揆」を映画にし、観客を感動させています。

 参加者は、郡上一揆で若くして農民の先頭に立ち、打ち首にされた定次郎の墓や碑へ参り、連判状の実物を見学し、八幡町の処刑場の碑も参拝されました。出沢組合長は「藩主に抵抗した農民の精神を学ほうと郡上一揆のふるさとに行った。大いに学ぶことができた。政治を変えていく活力にしたい」と語っています。

(岐阜県連 岩田昭)


収穫祭で三角チマキづくり

〈新 潟〉

 「にいがたの旬を味わう!二〇〇〇年収穫祭」が十月二十九日、三条市で開かれました。今回は例年と異なり、食の体験・実演を中心に行われました。主催は新潟農民連も参加する「にいがた食と農と健康、教育ネットワーク」。

 初めて設けられた体験・実験コーナーでは、参加者がソバ打ち、豆腐づくり、干し柿づくり、三角チマキづくりなどを楽しんでいました。三角チマキづくりコーナーでは、県央センターの会員が作り方を教えました。

 収穫祭では、各団体からの食にかかわる思いや取り組みの報告が行われ、交流しました。農民連は農産物や加工品などを販売しました。

(新潟県連 松井三男)


おことわり「自然・環境・村起こし」は都合により「2回」で終わりとします。

(新聞「農民」2000.12.25付)
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2000年12月

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