米基地撤去を!沖縄で日本平和大会開く
「日米軍事同盟打破、米軍基地撤去」を掲げる日本平和大会が沖縄県那覇市で十二月一日から三日間の日程で開かれ、四十七都道府県、海外四カ国から千五百人が参加しました。 在日米軍基地の七五%が集中する沖縄では、戦後五十年以上にわたって米兵による凶悪事件に苦しめられ続け、今年五月にはサトウキビ畑を車で踏み荒らして射撃演習を行うなど、許しがたい犯罪が横行しています。 それなのに今、政府は新たに最新鋭巨大基地を建設して米兵を居座らせ、今後何世紀にもわたって沖縄を米軍の戦争の出撃基地にしようとしています。 大会では、二十一世紀までこんなことは続けさせない、日本から米軍基地を追い出すための世論を広げていくという決意を固め合いました。 参加者は、広大な米軍基地をバスで視察し、新基地建設予定地の名護市で行われた交流集会に参加しました。 また大会では平和を求める青年独自の取り組み「ピースシャウト」、沖縄の民族文化を披露する「文化の夕べ」が開かれました。 (産直協 笠原尚)
(新聞「農民」2000.12.25付)
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[2000年12月]
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