初心者のためのビデオ撮影講座第7回
この講座も7回で終りにします。カタカナ用語が多くて頭に入らなかったかもしれません。 結局言いたかったのは、ビデオカメラも写真と同じで、カメラを固定して撮るフィックス映像が基本ということです。もう一つ、どこにいくと撮りたいものが良く撮れるかを考え、撮影位置(カメラポジション)を決めることです。 揃えたい器材 最後に、ワンランクアップのために揃えておきたい器材を書いておきます。 三脚…安定した映像を撮るためには必要不可欠です。最大伸長140cm以上。重さは2kgまで。水準器付。一万五千円位から。 ワイコンレンズ…狭い部屋で広く撮るのに便利です。倍率は0・7倍が実用的。一万三千円位。購入時は取付けるレンズの直径を確認してください。 指向性マイク…カメラマイクは人間の耳と違って、取りたい音が聞き取れないということがよくあります。静かな場所で5m、うるさい場所では1m位しか拾いません。インタビューや遠目の音をとるときは指向性の良いマイクを取付けます。一万円位。なお、撮影時の音が大切な時はイヤホーンを使って録音状態を確認しましょう。 ビデオライト…ビデオカメラは暗さに弱く、ピントも合わないことがあるので暗い所ではライトを使いたいものです。3ワットで1m、10ワットで3m位が有効範囲です。カメラ側のバッテリーと共用できるものもありますが、バッテリーの使用可能時間が短くなるので注意して使ってください。一万円位。 (おわり)
(新聞「農民」2000.12.11付)
|
[2000年12月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2000, 農民運動全国連合会