「農民」記事データベース20001120-471-09

「第45回働く女性の中央集会」

京都


 「第四十五回はたらく女性の中央集会」が十月二十八日、二十九日に京都で開かれ、のべ千二百人が参加しました。二十八日に開催された分科会のひとつ「女性たちが支えています―伝統産業・商業・農林漁業」に兵庫農民連から四人参加しましたが、この分科会には、農民連や新婦人、民商の会員、公務員、先生など約六十人が集まりました。京都農民連の宮下豊子さんと安達美代子さんが、地元産の材料を使って醤油作りに取り組んでいることなどを紹介。兵庫農民連の女性会員も消費者との産直やもの作り運動などを話しました。

 民商会員は「京都の伝統的な西陣も不況の中で着物や帯では売れず、生活するためにタクシーの運転手などをしている。しかし、女性たちは創意工夫をしてパラソルやのれんに形を変えて売っている」と発言。小学校の先生は「子どもたちに伝統を伝えていくために授業に取り入れたい」と抱負を述べるなど、みんなで手をつなぎ、苦しい今を心豊かに頑張ることの大切さを話し合いました。元気に頑張る女性たちの発言に勇気をもらいました。

(兵庫農民連 辻本悦子)

(新聞「農民」2000.11.20付)
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2000年11月

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