「農民」記事データベース20001106-469-15

初心者のためのビデオ撮影講座

第3回


手ぶれを最小限に

 最近のビデオカメラは小型軽量のため、持ち運びには便利ですが、逆に安定感がありません。手ぶれ防止機能がついていても、望遠で撮るときは三脚を使わないと想像以上にぶれます。

 手持ちで撮る場合、片手で操作したり、振り回しがちです。次の点に注意して安定した構え方を身に付けましょう。

構え方の基本

(1)カメラは両手で持つ
(2)両ひじを脇で固定する
(3)楽な姿勢を保ち、呼吸も静かにする
(4)カメラの重みは左手で支え、右手は軽く持ってスイッチ類を操作する
(5)ファインダーに目をしっかり付けて撮る=液晶モニターを開いて撮るとバランスが悪くなり、バッテリーも消費します
(6)左右どちらかに画面が傾きやすいので、水平に注意する
(7)小さな被写体(子ども)を撮るときは、しゃがんだ姿勢をとって目線を合わせると自然な映像になります。左膝に左ひじを 乗せて構えると安定する
(8)まわりに壁やテーブルなど寄りかかれるもの、支えるものがあれば、大いに利用する。

(新聞「農民」2000.11.6付)
ライン

2000年11月

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