「農民」記事データベース20001106-469-12

各地の話題


白鳥が初飛来

新潟県の瓢湖と福島潟

 新潟県水原町の瓢湖と豊栄市の福島潟に今年初めての白鳥が十月十四日に飛来しました。

 十月二十一日には、ようやく水たまりのできた水田に姿を見せ始めました。最盛期には、約五千羽が飛来するものと思われます。十月十九日現在、二百六十羽が飛来しています。

(新潟県連 松井三男)


富士神社の秋の大礼祭

埼玉・深谷市

 埼玉県深谷市江原にある富士神社の秋の礼祭が十月十八日に行われ、見に行きました。

 富士神社は利根川と小山川を背にし、参道をたどれば富士山にたどりつくように向かい合いで建てられています。宮司の江森茂子さん(46)は「富士山が噴火するたび噴石や降灰で大きな被害を受けたため、富士の怒りを治め、農家に被害が少なくなるよう富士山をお祀りしています」と語ってくれました。

 境内では、稚児舞や神楽舞が奉納されました。神楽舞には地元の中学生もいましたが、祭りへの参加は欠席にはならないとのことです。近くの小学生や幼稚園児が先生に引率されて、見学していました。

 富士神社の祭典料理は年一回、堀込地区の人たちが「辛芋」を作ります。サトイモにコンニャク、トウガラシを等分にしてごま油で妙めたものです。

(埼玉 大里農民センター斉藤ゆみ子)


豆腐作りなどの交流会

茨城・県西女性部

 茨城県西農民センター女性部「わかばの会」は十月七日、真壁町営農センターでベーコンと豆腐を手作りする加工交流会を開きました。ベーコンに使う豚肉、豆腐の原料の大豆はもちろん国産です。十一人が参加して悪戦苦闘しながら楽しく交流できました。

 お昼には、一足先に肉を焼き、失敗した豆腐は白和えにして格別の味。普段は顔を合わせない会員もワイワイお喋りしながら盛り上がりました。

(茨城県西農民センター 成島弓子)

(新聞「農民」2000.11.6付)
ライン

2000年11月

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