保育園児らが稲刈り山形・庄内産直センター
庄内産直センターとお米の産直をしている横浜の保育園の子供たちと親、先生と計七十五人が、稲刈りにやってきました。稲は今年の春、子供達自身が田植えしたものです。 九月二十三日、電車で鶴岡駅に到着。改札口から出てくると「またおせわになります」とニコニコした笑顔が次々と……。バスに乗り田んぼに到着すると、さっそく稲刈りに。 組合員が手本を見せ、鎌の扱いの注意をします。子供の力なので一気には稲を刈ることができません。ノコギリをひくように何度も鎌を引いて押して。刈り取った稲を束にして「結う」のが組合員たち。小学生はまとまった稲束を杭に運び、組合員が「杭掛け」します。並び立つ杭を見て、田んぼの所有者である遠藤初男さんは「今年は豊作だ」と笑顔がこぼれます。 刈った後は餅つきを行い、つきたての餅でお腹を満たしました。どの子も食欲が旺盛です。翌日は秋雨の「最上川下り」を体験。子供たちは帰るまで元気いっぱいでした。この子供たちを見ていて、小さいときから農業を体感することの素晴らしさ、農業の素晴らしさをつくづく感じています。
(新聞「農民」2000.11.6付)
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[2000年11月]
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