「農民」記事データベース20001030-468-16

初心者のためのビデオ撮影講座

第2回


練習用にドンドン撮ろう

 まずフル充電のバッテリーとテープをセットし、電源をカメラ側に人れてスタンバイ。身の回りの日常風景から撮ってみましょう。

 家族や近所の人、ペットなど動いているもの、庭の草花、公園や街なみ、大きいもの小さいもの、拡大縮小のズームや上下左右へのパン、望遠やアップ。10分も回すのは結構大変です。

 テープは通常30分か60分の短めのものが良いでしょう。カメラによってはLP(長時間録画)モードがついてますが、使用しないでください。何を撮ったかをすぐにラベルに書き込み、テープに貼っておくと後々役立ちます。このテープには『練習用』とでもしておきましょう。

テレビ画面で批評会

 さてどんな映像が撮れているか早速、液晶画面ではなくテレビでみんなで見て批評して貰いましょう。

 テレビへの接続は三色のAVコード(黄色が映像、赤白はステレオ音声、二色もある)でカメラとテレビにつなぎ、カメラ電源をビデオ側にし、最初に巻き戻して再生ボタンを押すとスタートします。

 目が回りませんか……。フィックス(固定画面)の映像がたくさんありますか、手ぶれやズーム・パンのスピードはどうですか、人の表情が撮れてますか、記念撮影になっていませんか。絵のサイズは見やすいですか、音声はどうですか。

初歩的ミスにご注意

 技術以前の初歩的なミスに地面撮りがあります。ビデオカメラはスチールカメラと違って、録画を終える時もスイッチを押すことを覚えてください。

 もう一つ、肝心なときのバッテリー切れです。バッテリーはいつもフル充電にしておき、予備バッテリーも欲しいものです。

(新聞「農民」2000.10.30付)
ライン

2000年10月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2000, 農民運動全国連合会