「農民」記事データベース20001030-468-12

読者が作るページ

豊作喜べない農政に怒り


生産する農民がいなくなる

長野県 小山 博正

 二年続きの豊作のニュース。数日後、政府は収穫直前の「青刈り」のすすめ。何たることか。日本政府の農業政策は“減反”“輸入”“青刈り”、そして百万ヘクタール超の減反。「豊作だ、価格対策だ。在庫調整だ」と並べたてているが、農民という生産する意欲と作る条件をもった人間がいて、農業が成り立っていることを気づいていない。こんな政治を続けていたら、生産する農民がいなくなってしまう。そこが農水省や財界のネライどころとしたら、“真にたたかう農民連”の頑張りどきです。


まともな農政を

岐阜県 纐纈 兼生

 農民にとって一番喜ぶべき豊作が喜べない。こんな農政はもうご免だ。まともな農政を取り戻すためには、大変だけれども、もっと農民連を大きくしなくては…。


いっそう頑張る

岡山市 安藤 暢昭

 豊作を喜べない自民党の農政に怒り心頭に達しています。農民連を大きくして、日本の食糧と農業を守るため、いっそう頑張らねばと思う今日この頃です。


みのりの秋が…

兵庫県 白岡 繁幸

 みのりの秋がきましたが、うれしさも喜びもありません。米の価格が今年も値下がりしています。こんな農政を早くやめさせたい。


千円も値下がり

山口県 高尾  薫

 実りの秋。豊作だが憤懣やるかたなし。減反に懸命に協力したおかげで、米価は毎年一俵当たり千円の値下がり。減反率は毎年増加し、農民には人権がないのか。政府は来年もさらなる減反増のアドバルーンを掲げている。世に真の政治家はいないのか?


国産米をエサ とんでもない

大阪府 吉倉外喜子

 「えー」と驚き、文字をもう一度見直しました。新聞「農民」十月九日号の政府・自民党の「緊急米総合対策」は 外米を主食、加工、援助に、国産米は減反とエサにするとのこと。日本人はゆくゆく米食人種ではなくなり、アメリカ並みの食生活をするのだろうか? 子どもを育てるように本当に心をこめて作られる農家の方々を一体なんと思っているのでしょうか。限りなく減反でいき、作ることをやめてもらう、一〇〇%外国から輸入するというのでしょうか。狂っているとしか言えません。農民連のみなさんの腰の座った農水省との交渉の記事も拝見しました。頑張ってください。


健康食品に組み換え大豆とは

北海道 井上 勤

 遺伝子組み換え大豆が「健康食品」から検出されたとの新聞「農民」の記事(九月二十五日号)を読んで、愕然としました。安全性も未確立の遺伝子組み換え原料が何と健康食品に使用されていたというのです。除草剤耐性DNAが検出されたとのことですから大変です。私は輸入食料やそれを原料とした食品を口にしないように気をつけていますが、何といってもそのようなものを輸入しないことです。安心して口にできる食料を自国で生産することが絶対条件とすべきです。日本で安全な食料をどんどん作れる農政を実現しましょう。


野菜の安値に心傷む日々…

秋田県 下島 敬子

 つい最近、読者になりました。新婦人秋田支部で野菜ボックスのファンになって一年半になります。生協やスーパーで国産野菜のあまりの安さに心痛む日々です。「すべてが明日につながる。価格が人々のいのちもつなぐものだから、安ければいいって冗談じゃない」――まさにそうです。


生産者の自助努力では限界

大分県 小屋敷清美

 いつも「農民」新聞をすみずみまで読んでいます。先日のテレビで農業問題を扱っているのを見ました。割にまじめな番組で見応えもありました。評論家の内橋氏も話していましたが、生産者と消費者がしっかり手をつないで、日本農業を考え、変えていくための運動こそが、今こそ大事な時はないと強く思いました。外国からの農産物の大量輸入は異常です。一人ひとりの生産者たちの自助努力では限界です。消費者がもっともっと賢く行動を起こすことが急がれます。

(新聞「農民」2000.10.30付)
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2000年10月

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