〈新連載〉初心者のためのビデオ撮影講座映像の基本は固定画面=フィックス第1回
ビデオカメラは、この数年で軽量・小型・全自動・高画質化が進み、手ぶれ防止や液晶画面もついて操作が簡単になりました。 カメラとバッテリーとテープがあれば、どこでも動く映像と臨場感ある音声が記録できます。テレビに接続コードでつなぐと、撮ったその場でみんなで楽しめます。 いまやデジタルビデオ(DV)カメラが主流。ビデオプリンターやパソコンにつなぐと写真もできます。ただし、一式20万円以上と高価なのが難点ですが、ランニングコストは安いこと。
必ず「取扱い説明書」を読もうカメラの機能や各種スイッチなどの解説はここではあまり触れません。もう一度『取扱い説明書』を読みなおして下さい。ファインダーや液晶画面にいろいろな情報が表示されます。それが何を示すかを知っておいて下さい。いま農民連ではビデオ制作のための記録映像を募集しています。これを契機にちょっとしたチエと工夫で見やすい映像、迫力あるシーン、ワンランクアップの映像づくりに挑戦してみましょう。 テレビをよく見てください。画面が安定していて見やすく、違和感がありません。特殊効果を除きカメラを動かさずズームもパンもしていません。安定した映像(ブレない、振り回さない)これをフィックスといい、基本中の基本です。これだけでは単調になるので、同じ被写体をアップで撮ったり、場所を変えたり、複数のカメラを使用して変化をつけています。
撮影は構図を決めてから始めるビデオ撮影は、写真を撮る時と同じで、何を撮るか、どういう構図にするかを決めてから録画ボタンを押す。最低10秒はまわし、カメラは動かさない。違う画面にしたいときは一時停止をし、つぎの画面を決めてからまた録画します。記録する時間は違いますが、写真と同じだと思って下さい。(つづく)(株)プラス・ワン映像部
(新聞「農民」2000.10.16付)
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[2000年10月]
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