収穫の秋各地で楽しい交流会
手にいっぱい枝豆取り大豆トラスト畑 (茨城県南)台風が接近する悪条件のなか、茨城・県南農民組合大豆部会は九月十七日、大豆畑トラストの枝豆取りを行いました(写真左)。遠く神奈川や東京、千葉県や県内各地から、家族連れなど七十四名(大人五十六名、子ども十八名)が参加。枝豆を取るころには雨もやみ、参加者はさっそく、畑へ。枝豆は一メートルのビニールヒモに縛れるだけ縛って五百円とあって、どの人も一生懸命。 収穫後は、手作りの煮豆、ご汁、おしんこ、おから、ドーナツなどの料理を食べながら交流。「料理法を教えて貰いたく参加した」「みんなで自給率を高める運動を広げていきたい」などの感想が出されました。また、「遺伝子組み換え食品」の学習会もおこない、遺伝子組み換え稲に反対の署名も集めました。次は「豆腐・みそ作り交流会」を予定しています。 (杉山恵美子)
百里平和農園 稲刈りに30人茨城県九月三十三日、茨城県にある自衛隊百里基地に隣接する百里平和農園で、第七回稲刈り交流会が開かれ、青年を中心に三十人程が集まりました。最初はぎこちない手つきで始まりましたが、だんだん慣れて、初参加の十九歳の学生さんも「ザクッっていう感触がやみつきになりそう」と楽しそうでした。 稲刈り後の交流では、農民連の米や野菜、玉川農協の豚肉で作ったバーベキューに舌鼓を打ちながら、農家からは輸入が増えて米や野菜が安くなって大変だという話などが語られ、セーフガードと値幅制限を求める署名が集められました。また、ヒューマンファーマーズがお馴染みの曲を披露しました。 (県南農民組合青年部 村田深)
新婦人親子ら稲刈りツアー北海道・空知九月二十四日、曇り空の中、新日本婦人の会道本部と空知中央農民組合、空知産直センターの共催で「稲刈りツアー」を開きました。札幌市内などの新婦人の会員とその家族二十三人が、長ぐつと軍手姿でノコギリカマを手に夢中で稲刈り。「田植えツアーに参加したので、どうしても稲を刈りたいと子どもが言うので」という親子もいました。 その後、コンバインで籾を落とす実演。お昼には、組合女性部で作ったカレーと新米を食べ、交流しました。参加してくれた子が「私、大人になったら農業をします」と言ってくれたのを聞き、組合員ともども喜びました。 (空知中央農民組合 小橋 都)
(新聞「農民」2000.10.16付)
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[2000年10月]
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