「農民」記事データベース20001009-466-10

各地の話題


親子連れで稲刈り交流会

富山県

 富山県入善町で九月十七日、学童保育の親子連れや新婦人会員、生産者三十人が稲刈り交流会をしました。場所は富山県連新川センター会長の柳平弘さんの田んぼ。

 あいにくの雨でしたが、「稲刈りをしたい」という声が天まで届いたのか、小雨となり田んぼへ。

 昨年までは見ているだけだった火爪桃子ちゃん(5歳)は、今年は小さな手で一生懸命に刈りとりました(写真)。男の子たちは交代で鎌を使い、刈りとり競争をしていました。

 汗を流したあとは新米のご飯と豚汁などを食べ満足の様でした。

(富山県連 久郷道枝)


今年で30回目全国かかし祭

山形県上山市

 民族の主食「米」にすら責任を持たない政治のもとで、青刈り問題をはじめ農業・農村は大変な事態となっています。それでも農民の豊作への思いは、変わるものではありません。

 そんな中で、三十回記念の全国かかし祭が九月九日から二十四日まで、山形県上山市で開かれ、大勢の市民や観光客でにぎわいました。

 会場の月岡公園には約三百点のかかしが出品されました。稲わらで作った力作の伝統かかし、代々の田吾作かかし、「神の国」発言の森首相に意見するかかしなどが注目を集めていました。

(上山市 菊池喜英)

(新聞「農民」2000.10.9付)
ライン

2000年10月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2000, 農民運動全国連合会