「農民」記事データベース20001002-465-11

各地の話題


“免税軽油”で10人が組合員に

兵庫・赤穂農民組合

 兵庫農民連は「農民連に入って減免軽油の申請をしよう」と呼びかけてきましたが、すでに赤穂農民組合では昨年に続き二回目の申請に取り組み、九月に十二人が合計四千五百リットルの軽油免税券を受け取り、十四万円の減税となりました。十人が赤穂農民組合免税軽油部会の会員に入りました。

 さらに県稲作経営者会議の三人は赤穂農民組合の江見義彦さんを迎えて申請書作成会議を開き、財務事務所へ提出。二十二万円の減税となりました。

(兵庫県連 辻本悦子)


日産リストラ反対9・15大集会開く

 九月十五日、日産武蔵村山工場近くの公園で、「がんばろう!日産の大リストラ反対、下請け・関連企業切り捨てやめろ9・15大集会」が開かれ、九百人が参加しました。

 坂ノ下征稔・JMIU日産自動車支部委員長が「武蔵村山のラインを残し、職場と地域を守るためがんばる」と決意表明。

 三十三年間たたかい全面勝利をかちとった日立争議団が「たたかえば必ず勝つ」と激励。農民連の石黒昌孝事務局次長も「最後までがんばろう」と力強く呼びかけました。


親子でゴボウ・芋掘り体験

新潟・県央センター

 新潟の新婦人長岡支部の親子リズムに参加している若いお母さんたちと、まだオムツのとれない幼児も含め八人が九月五日、農民連にいがた県央センターの組合員を訪れ、ゴボウやサトイモ掘りの体験をしました。生産者が新婦人の会員さんのところに行っていましたが、今度は農家を訪問したいと親子リズムの日を畑見学に切り替えて行われたものです。

 参加者は、栄町の安達徳明さんのハウスで秋トマトの説明を聞いたあと、ゴボウやサトイモ掘りを体験しました。すぐ隣のスイカ畑からはラグビーボウル型の大きなスイカを持ってきて、食べるなど、普段の生活ではできない経験をしました。

 お昼は、同町の中村健一さんの家でお弁当を広げ、デザートのブドウにも親子は大満足の様子でした。子どもを二人連れてきた白浜静子さんは「子どもたちはとても満足したと思う。ゴボウがどんなになっているのか初めて知った」と語り、他の二人の若いお母さんも初めて見たと話していました。

 白浜さんは九月十五日に中村さんの田んぼで行われた稲刈り交流会にも参加してくれました。

 若いお母さんたちに野菜やお米などがどのように作られているのかを知ってもらうためにも、こういう交流が大切だと痛感しています。

(にいがた県央センター 捧たみ子)

(新聞「農民」2000.10.2付)
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2000年10月

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