農業者年金を守れ
署名1008名分集め 秋田県農民連が農水大臣に送付
農業者年金「改革」案の中止を求める請願署名運動に取り組んできた秋田県連はこのほど、千八人分の署名を集約し、農水大臣あてに送付しました。
昨年十二月に公表された農業者年金制度「改革」案は、(1)現行旧法受給者の給付は三五%削減、新法受給者の給付は二五%削減する、(2)五十五歳未満は委譲年金の基本額と加算を削減する、(3)四十六歳未満の加入者は支払った保険料が戻ってこない“掛け損”が生じるというとんでもない内容。
秋田県農民連は、署名運動にコツコツと取り組んできました。三月地方議会では県内六十九市町村議会のうち三十七議会が採決、政府に意見書を送付しました。また農業委員会でも建議の運動が広がっています。
(秋田県連 佐藤長右衛門)
(新聞「農民」2000.8.28付)
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