「農民」記事データベース20000731-458-14

涼呼ぶ「朝顔市」

東京・入谷


 東京下町に夏の到来をつげる恒例の「朝顔市」が台東区入谷鬼子母神前で七月六日から八日まで、同区浅草寺境内では九日から十日まで「ほおずき市」がおこなわれ、下町に本格的な夏がやってきました。

 「朝顔市」には、東京・江戸川、埼玉、千葉からきた約六十軒の園芸農家が持ちこんだ十二万鉢の朝顔、それに露店などが並びました。

 一番売れたのは色違いの四本をあんどんに仕立てにした一鉢二千円のもの。

 「ほおずき市」には、主に茨城の園芸農家から出荷されたという緑の葉陰に赤い実をつけた十万鉢が、竹かごに入ってよしず張りの店の天井から吊り下がっています。ほとんどが「丹波ほおずき」でした。

(冨沢/新聞「農民」2000.7.24・31付)
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2000年7月

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