「農民」記事データベース20000703-455-11

新聞「農民」の読者からのお便り


みかん農家を守る“提案”

東京都 落合 照子

 みかんが価格暴落で出荷されずに捨てられている四月二十四日号の写真を見てショックでした。

 農家出身の私はみかんが大好きです。毎日欠かさず食べています。買うたびに値段の安さに嬉しいというよりも、つい「これで生産者はやっていけるのかしら?」「苦労して手をかけて作っているのに、これでは成り立たないじゃないの!」「いったいどうなっているの?」と、怒りにもにた複雑な気持ちです。

 国の農業政策によって、こんなにもしいたげられている農民自身が、もっと怒りをもたなければ、そして行動しなければと強く思っています。

 提案なのですが、みかん農家を守るために、私たちが協力できることの一つとして、みかんの木のオーナーを募集することなどを試みてはどうでしょうか。そうなれば、仲間にも呼びかけて真っ先に協力したいと思っています。


「農民」号外にピンときた

大阪府 大西ひろみ

 こんにちは。新聞「農民」号外を見ました。農家とのかかわりは、特別栽培米契約をしていることだけ。以前に購読を勧められた時は???だったけど、今回はピンときました。

 大型店には輸入の野菜が偉そうに並んでいるし、小売店でも輸入品を知らずに買ってしまうし、こんなんで健康が守れるのか! 日本の農業が守れるのか!

って思います。

 私にできることは、政治を変えるためにがんばることと、新聞「農民」を読んで農業のことを知る努力をすること。一カ月、二カ月読んでもわからないだろうから、とりあえず年間購読ってことでよろしく!


スズメの退治に“光るもの”効果

島根県 花手 政勝

 ある日、「私は『農民』新聞をとっている者で、能登半島の辺から電話をしています。カカシのことでお伺いしたいのですが」という内容の電話がかかってきました。

 家内が受けて「目や鼻、顔をしっかりかかぬとダメですヨ」というような返事をしたとのことです。

 私の投稿したスズメ退治の記事(九九年十一月十五日号)について、能登の読者からの問い合わせです。

 私が投稿したのは、カカシに顔や着物を着せても、やっぱりスズメは飛んできたので、麦藁帽子の上にヘルメットをかぶせたら途端にこなくなったというものです。黄色いヘルメットをかぶせたのですが、色ではなく、太陽の光、反射する「光るもの」に恐れたのではないかと思います。


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新聞「農民」編集部

(新聞「農民」2000.7.3付)
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2000年7月

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